内容説明
特攻帰りの人情外科医が、死の直前まで書き綴った人間愛。
目次
墓石に布団はかけられず
養生訓
一笑一若、一怒一老
心ということ
人は情けの下に住む
一日一生
もののあわれ
てりもみじ(照紅葉)
冥土の旅の一里塚
まことの花〔ほか〕
著者等紹介
鈴木寧[スズキヤスシ]
医学博士、外科医。田無病院院長、武蔵野大学客員教授、日本尊厳死協会会員。昭和5年7月5日福島県会津若松生れ。昭和24年浦和高等学校入学。俳優座に所属、演劇を目指す。昭和28年3月埼玉大学文学部卒業。昭和28年、新潟大学医学部に学士入学。昭和33年、医師免許取得。慶應義塾大学医学部外科学教室入局。昭和45年、慶應義塾大学医学部外科学講師。城西歯科大学(現、明海大学)外科学助教授。(東京女子医科大学)至誠会第二病院院長代行。平成8年田無病院院長。平成16年3月自身の進行胃癌を発見するも、治療後直ちに復職し、仕事を継続。平成17年12月13日勤務継続を断念、最後の外来終了後、在宅医療に入る。平成18年1月18日午前五時十七分、永眠。七十五歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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