内容説明
教室を即興的な「劇場空間」にして動機づけをする。「共同制作」で“創造のスパイラル”を身につける。「エンタテインメント創出学」で共創の現場を知る。理・工・文系統合で新しい学問領域を開発する。大学の危機を救う4つの方法。
目次
第1章 教室を劇場にする―「実験空間創造学」のすすめ(対談・改革のモデルは日本企業―金沢工業大学学長・石川憲一)
第2章 創造の「劇薬」を体験する―「共同制作」のすすめ(対談・実学こそリベラルアーツ―大阪経済大学理事長・井阪健一)
第3章 「共創の現場」へ橋渡しをする―「エンタテインメント創出学」のすすめ(対談・サービスから体験の時代へ―(株)ホリプロ取締役・ファウンダー・堀威夫)
第4章 「最先端」を先取りする―「文・理・工統合」のすすめ(対談・AIBOから始めたこと、始まったこと―ソニー(株)エンタテインメントロボットカンパニー・デピュティプレジデント・大槻正)
第5章 鋭い心の喜びを得る―エンタテインメント論序説
著者等紹介
横山征次[ヨコヤマセイジ]
エデュケーショナルデザイナー。1944年生まれ。高知県出身。早稲田大学文学部卒。大学卒業後1969年~1987年出版社・学研勤務。学研時代は学年誌編集後「月刊ボム!」編集長、「週刊テレビライフ」創刊編集長を歴任。写真集「黒沢映画の美術」「ソフィー・マルソー」などを出版。独立後、音楽・映画・出版・TV・テーマパーク広報などのメディアプロデューサーとして活躍。1993年デジタル・トウキョー株式会社設立代表取締役就任。1994年より金沢工業大学公開講座「実験空間創造学」開講(継続中)、1999年~2002年アミューズメントメディア総合学院理事を兼務(2年間東京校校長)。2002年からは東京工芸大学・福岡工業大学などの公開講座もプロデュース。2003年より大阪経済大学「基礎能力開発講座」非常勤講師。同経済学部「アジア・中国経済論」年間講座演出。また渋谷の多摩大学ルネッサンスセンターで社会人講座「ビジネス・プロデューサー」を開催
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