内容説明
掘り起こした北方の島の動物ドラマ。ヒグマに跨がってしまったハンター、人を尾行する忍者グマの話、“クマ王国”知床に展開されるドキュメントは凄まじくも面白い。クナシリ、エトロフ島でヒグマやオオワシと苦闘、共存した古老たちが、著者の筆を借りて今物語る「北方領土編」は、驚きと詩情に満ちた貴重なドラマ。「日高」「大雪山」「阿寒」に続く第4作。
目次
第1部 北方領土編(大地震、巨大津波で島の動物は壊滅;クマ撃ち名人カリクテン氏 ほか)
第2部 知床編(開拓秘話、クマと共に暮らす;無人の番屋でクマが酒盛り ほか)
第3部 一般取材編(“うちのクマ”に会えて幸せ!;すきっ腹のヒグマ、ヘビの躍り食い ほか)
第4部 野塚山荘観察記録(謎の多い動物のセックス;野塚山荘にソッと近づくクマ ほか)
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 現象学 岩波新書