内容説明
本書は、大学の学部や大学院のレベルで教えられる組織の理論とデザインについての基礎科目用に書かれたもので、アメリカに限らず広く教科書として使用されている。同時に、本書は経営戦略論的視点の強調、組織の構造的側面と過程的側面への配慮、組織のリアリティーの重視といった特徴を持っており、日々、組織をめぐる諸問題に直面し、その解決に熱心に取り組んでおられる実務家の方々にも、経営の実践上、示唆に富んだ書である。
目次
第１章 研究の一領域としての組織
第２章 環境との関係の性質―不確実性、決定、戦略
第３章 環境との関係モデル―組織設計ガイド
第４章 テクノロジーとの関係
第５章 組織デザインのプロセス
第６章 組織目標と有効性―デザインへのトップ・ダウン・アプローチ
第７章 組織の目標形成プロセス―パワー、ポリティクス、計画化
第８章 ボトム・アップ・アプローチによる組織デザイン
第９章 組織構造の型と部門編成の決定
第１０章 二重構成的構造とコンティンジェンシー要因
第１１章 情報処理装置としての組織
第１２章 組織のコントロール・システムのデザインにおけるコンティンジェンシー要因
第１３章 組織の存続と変革
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- 基本経営学全集 １０
