内容説明
“状況判断ができない人間を莫迦という”。人と生き方の本質をあぶり出す87のメッセージ。談志だけが語りうる鋭い人間論の数々。
目次
第1章 人間の本質に迫る(人間の本質;表と裏 ほか)
第2章 世界を疑え(真の理解;人間の知性 ほか)
第3章 日々、我思う(色紙;所作 ほか)
第4章 プロ論・芸へのまなざし(プロ;ファン ほか)
著者等紹介
辺見伝吉[ヘンミデンキチ]
東京生まれ。落語やお笑いを愛する研究者
久田ひさ[ヒサダヒサ]
東京生まれ。大学在学中より落語&歌舞伎の観賞レポートを蓄積し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミッチ
11
立川談志の落語はピカイチだが、名言・格言・罵詈雑言も数多く遺している。 特に秀逸なのは、「(懸命)一生懸命にやればやるほど他人から見ると滑稽なものだ。夫婦喧嘩なんかその最たるものだ」2020/07/14
athnete10
1
こういう洒落のきいた人、最近あまり見ない気がする。猫も杓子も不謹慎だ何だと理由をつけて叩くのは違うと思う。2022/02/16
眼鏡
1
「よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ」がなかった、、、2014/11/24
やまへん
1
こういった本を読むと、ちょっと淋しくなる・・・だってこんなこと言う人他にいないもんなぁ~~~~2013/09/16
ko1kun
1
勝手にこんな本を作っていいんだろか。しかも、折角の談志師匠の名言に、くだらない道徳の教科書のような解説をつけて。談志師匠なら「他人(ヒト)の褌で儲けやがって」って怒るんじゃないだろか。著者略歴も「談志に入門しようと思ったこともあった」って。なんだ、そりゃ。2012/09/08