岩波新書<br> 張作霖 - 満洲の覇者,未完の「愛国」

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岩波新書
張作霖 - 満洲の覇者,未完の「愛国」

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004321002
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0222

出版社内容情報

馬賊の頭目から満洲の覇者となり、日本軍に爆殺された張作霖(一八七五─一九二八)。その生涯は、近代国家・中国が生まれゆく道と日本の大陸進出とが交差するところに存在した。大元帥・張作霖は覇権の先に何を見ていたのか。袁世凱、段祺瑞、孫文など同時代の群像や関東軍との関係を丁寧にひもとき、乱世の生涯を描ききる。


【目次】

 はじめに
 本書中の表記について

序 章 その日、現場では何が起きたのか?
 1 現場の状況
 2 河本大作の思惑
 3 「出兵」から「暗殺」へ
 4 爆殺実行
 5 事件後の状況

第一章 「満洲馬賊」になるまで
 1 幼少年期
 2 日清戦争への従軍と結婚
 3 「馬賊」になる

第二章 義和団事件と日露戦争――日本との交錯
 1 「満洲」における義和団
 2 清朝への帰順
 3 匪賊帰順工作
 4 日露戦争における「東亜義勇軍」
 5 戦後処理と馮徳麟の帰順

第三章 清末新政から辛亥革命へ――「満洲」で変わったこと、変わらなかったこと
 1 盛京将軍・趙爾巽の改革
 2 「新政」開始
 3 杜立山の最期とモンゴル「馬賊」討伐
 4 徐世昌の失策と錫良との交代
 5 錫良総督時代(一九〇九-一一年 )
 6 「満洲」における辛亥革命と張作霖

第四章 「東北王」への道――のしあがる張作霖
 1 「張作霖政権」誕生
 2 張作霖暗殺未遂事件
 3 王永江の起用と「大団」体質からの脱却
 4 北京政界の動揺と張作霖への影響
 5 吉林省と黒竜江省への進出

第五章 越えがたい長城――北京への遠い道のり
 1 北京政府の変化
 2 段祺瑞による中国統一政策と張作霖の関与
 3 孫文と張作霖
 4 段祺瑞・張作霖の決裂と安直戦争(一九二〇年 )
 5 安直戦後の状況
 6 戦後処理のゆくえ
 7 孫文・寧武の動きと第一次奉直戦争

第六章 「愛郷」と「愛国」のはざまで
 1 孫文・張作霖連合の構築とその歴史的意義
 2 王永江の改革努力と奉天省財政の好転
 3 公的財政領域の確立努力
 4 軍事改革
 5 直隷派内の動揺
 6 「孫文大総統」構想
 7 第二次奉直戦争
 8 北京政変
 9 孫文の死

第七章 大元帥への道
 1 孫文没後の混沌
 2 郭松齢事件の?末
 3 事件後の状況
 4 張呉連合の成立と王永江の辞任
 5 安国軍総司令就任
 6 「討赤」同盟のゆくえ
 7 大元帥への道
 8 北京を去るまで

 おわりに――爆死をのりこえて

  参考文献・史料
  あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

73
1928年の「満州某重大事件」で日本軍によって殺害された当時の北部軍閥の総帥と位しか知られていない人物の評伝で、爆殺の顛末から始まり、移民として苦労した幼少期(したがってまともな教育は受けていない)から、馬賊を経て軍歴に入り、その柔軟な思考と人間性でトップに上り詰めていく様子を、周囲の多様な人物と絡めながら描いている。混乱期の中国にあり、その混乱ぶりを絵に描いたような中での身の振り方の巧みさは相当なもの。特に孫文との間に信頼関係を築くあたりが面白かった。張学良が父の未完の目標を成就したとの評価も納得。2026/03/08

さとうしん

16
東北の底辺の家庭に生まれ、馬賊に身を投じて頭角を現し、満洲の覇者となって「東北王」と呼ばれるに至り、中華民国の動向に大きく関わっていくことになるも、蒋介石の北伐を承けて北京を退避し、日本側に爆殺されるまでの張作霖のサ生涯を描く。張作霖当人と家族、盟友、部下だけでなく、当時の主要な軍閥の首領についても触れられている。また、張作霖と孫文との関係について詳しい記述があるのも大きな特徴。北方代表の張作霖と南方代表の孫文とが連携を模索していたというのはもっと注目されるべきだろう。2026/02/23

電羊齋

9
「満洲(東北、東三省)」の覇者となった張作霖とその時代を描いた「北からの中国近現代史」。混乱した現地情勢の中、一介の用心棒から軍閥にのし上がり、王永江らを登用して東三省の改革に乗り出し、やがて孫文ら関内勢力とも深い関係を結び、中国情勢を左右するに至る。また、孫文との連携についても多くの紙幅が割かれていて、この点はもっと注目されてよいと思った。孫文が張作霖を対ソ関係のカードとしようとしたという指摘は面白い。張作霖の「愛郷」をベースとした「愛国」は未完に終わり、張学良に受け継がれたという筆者の評価も興味深い。2026/03/13

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