内容説明
清朝末期、宮廷医たちはいかにして西太后の健康を守り通したのか。究極の漢方テクニック「脈診」が西太后の野望に隠された真実を解き明かす。
目次
第1章 西太后と光緒帝(「実」の皇帝と「真」の皇帝;紫禁城に入った少女 ほか)
第2章 舌に映る光緒帝の苦悩(西太后につくられた皇帝;西洋医の診療から始まる異例のカルテ ほか)
第3章 西太后の脈暗号を読み解く(扁鵲の透視術;「四診」 ほか)
第4章 西太后最期のシナリオ(西太后の持病;「心」と「肝」は母子の関係 ほか)
著者等紹介
宮原桂[ミヤハラカツラ]
1979年、昭和大学薬学部卒。薬剤師・中医内科医師。桂元堂代表、上海中医薬大学日本校准教授。日本赤十字社研究部に10年間勤務し、インターフェロンの研究に従事。中国・上海紅十字会研究部に招聘され研究協力を行うと同時に、1990年から6年間、上海中医薬大学(旧:上海中医学院)に留学。1995年、横浜に漢方相談専門薬局・桂元堂を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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