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北極熊 ナヌーク

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 28cm
  • 商品コード 9784776403043
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

極北の地で生きる巨いなる生命がわたしたちに問いかけてくる。おまえたちは、なにを望んでいるのか?おまえたちは、この星を、どうするのか?―と。わたしたちヒトは、かれらにどんなふうに、こたえたらいいのだろう。太古のむかし、その姿をとおしてわたしたちに生きる術をおしえてくれた者そしていままた、あらたなることをわたしたちに鋭く告げようとする者―それは、ホッキョクグマ。またの名を「ナヌーク」。―偉大なる、白き王者。

著者等紹介

デイビス,ニコラ[デイビス,ニコラ][Davies,Nicola]
ケンブリッジ大学で動物学を専攻。現在は、世界中をとびまわって、さまざまな動物の研究をする一方、子ども向けに野生動物を紹介する本を書いたり、テレビやラジオ番組のプロデューサーや司会者、脚本家などの仕事に関わったりしている。英国、サマセット在住

ブライズ,ゲイリー[ブライズ,ゲイリー][Blythe,Gary]
リヴァプール工芸学校でイラストレーションとグラフィック・デザインを学ぶ。はじめての絵本『くじらの歌ごえ』(ダイアン・シェルダン/作 BL出版)ではケイト・グリーナウェイ賞を受賞。以来、児童書のイラストレーターとして活躍をしつづけている

松田素子[マツダモトコ]
1955年山口県生まれ。児童図書出版社に入社後、雑誌『MOE』の創刊に携わり、同誌の編集長を務める。その後フリーの編集者として、絵本を中心とした企画・編集・翻訳・創作を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

148
話らしい話はあまりなく北極熊の生活を描いているものですが、絵が非常に素晴らしい感じです。遠くから見るとぼやけた写真のようなイメージなのですが、それが北極の様子などにピタッとマッチいしている感じがします。2017/02/19

ぶんこ

55
我が家にフリーマーケットで手に入れた雪原を行く北極熊の大きな写真があります。眺めていると心が落ち着くのですが、写真には2頭の北極熊の後ろ姿が写っています。なんとも思わなかったのですが、繁殖期やメスが子育てをする時以外は、単独で行動するとありました。母と子には見えない。地上最大の肉食獣と言われるが、餌とするアザラシを獲ることが年々難しくなってきているそうです。私は北極熊を見ると敬虔な気持ちになります。絶滅してほしくはありません。ナヌークとは北の住人が北極熊を呼ぶ名前。絵も幻想的で素晴らしい。2023/03/15

花ママ

55
読み友さんの紹介。今まで知らなかったナヌーク(ホッキョクグマ)の生態を簡潔に知ることができました。極限の寒さの中で過ごすことができる毛を持ち、黒い肌は太陽の光を吸収するためなど。今ホッキョクグマは、地球温暖化や北極圏の環境の悪化などの影響で 絶滅の危機にあるという。ゲイリー・ブライスの独特の淡い描写が、ホッキョクグマの悲しみを表しているように思えてならなかった。2023/03/05

クリママ

35
写実的な美しい絵に魅了される。北極熊の生態を、子供達にはちょっと難しいけれど、静かな響きで描いている。日の沈まない夏の夜を、明けることのない冬の日を力強く必死に生きる。グリズリーよりも大きくてスタミナがあり優れた嗅覚をもつ北極熊でさえ、地球温暖化が進む中で生き抜くことは難しく、絶滅の危機にあるという。私に何ができるのだろう。2016/02/01

小夜風

33
【図書館】写真絵本かと思うほど美しい絵。太古の昔、私たちに生きる術を教えてくれた者…という言葉に、先に読んだ「クロニクル千古の闇」シリーズが思い出されました。私たちは感謝と誇りをもってこの世界を分けあっていかなくては…ですね。2014/10/08

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