内容説明
拒否的な方や攻撃的な方への支援、摂食困難事例や排泄介助困難事例、障害のある人たちへの支援など、その人らしい生活を支えるホームヘルパーたちの事例から学ぶ。
目次
第1章 ホームヘルパーによる支援の基本原理・原則について(ホームヘルパーによる支援の法的根拠;ホームヘルパーによる支援の基本的原理・原則)
第2章 ホームヘルパーの実践事例の紹介と分析(日常生活維持への支援に属するもの・ターミナル事例;拒否的な方への対応と支援 ほか)
第3章 さまざまな具体例に対するホームヘルパーの援助(攻撃的な人の事例と対応について;摂食困難事例(食事を摂らない事例)とその対応について ほか)
第4章 ホームヘルパーの専門性について(職業としての専門性;介護の専門性について ほか)
最終章 ホームヘルパーによる支援・人はここまで人を助けることができるのか
著者等紹介
小松啓[コマツケイ]
米国ピッツバーグ大学大学院にて社会福祉学修士、東洋大学大学院にて社会福祉学博士号を取得。専門分野は高齢者在宅福祉。日本福祉学院教員、仙台白百合女子大学、中部学院大学、聖隷クリストファー大学教授を経て、現在無所属
小川栄二[オガワエイジ]
立命館大学産業社会学部教授
森永伊紀[モリナガヨシノリ]
和光大学卒業後、保育園、舞台大工、病院調理、学童保育クラブ、精神障害者作業所勤務を経て、1994年、36歳のとき世田谷区役所のホームヘルパーとなる。精神、難病のホームヘルプに従事。高齢者障害者の認定調査を実施。介護保険認定審査会書記。自治体の役割として緊急ケースや虐待ケースのときに訪問活動をしている。ホームヘルパー全国連絡会事務局長、ホームヘルパー、ケアマネジャー、介護福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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