内容説明
放置すると命が危ないのに、本人が介護サービスを拒否するなど、介護保険からはじかれ、抜け落ちた高齢者は意外に多い。民間契約型の介護保険になじめない高齢者を自治体はどう援助するのか。住民の暮らしといのちを守るという自治体の責務が、いま問われている。
目次
ケアマネジメントとホームヘルプにおける自治体の責任
世田谷区が直接の事業者となって果たす公的責任
ホームヘルプサービスの事業者指定と自治体の公的責任
横浜市福祉事務所ホームヘルパーの役割と事例調査
福祉事務所ケースワーカーと事業者連絡会との連携と協力
高齢者福祉における官民共同のとりくみと公的責任
介護保障・地域福祉計画と市町村の責務
著者等紹介
石川満［イシカワミツル］
日本福祉大学社会福祉学部助教授
小川栄二［オガワエイジ］
立命館大学産業社会学部助教授
加茂圭三［カモケイゾウ］
浜松市芳川の里在宅介護支援センター相談員、社会福祉士・介護支援専門員
小高宏道［コタカヒロミチ］
京都市北区福祉事務所ケースワーカー
岳野百合子［タケノユリコ］
元横浜市福祉事務所ホームヘルパー
森永伊紀［モリナガヨシノリ］
東京都世田谷区北沢保健センターホームヘルパー
渡辺潤［ワタナベジュン］
大田区職員労働組合福祉支部書記長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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