内容説明
激しい所得格差と、低所得層に仮借ない保険料負担。必要生活費に圧迫される家計。高齢者の暮らしの視点に立って、「リッチになった」と言われる高齢者論に実証的に反論する。
目次
第１章 年金の低い高齢者の大量な存在
第２章 年金の最低限保障を実現するには
第３章 年金格差が激しくなる理由
第４章 高齢者を分断する収入格差
第５章 高齢者世帯の生活実態―高齢者世帯の家計収支
第６章 社会的固定費の軽減が国民の暮らしを変える
第７章 賃金と社会保障
第８章 国富に見合った社会保障の構築を
著者等紹介
唐鎌直義［カラカマナオヨシ］
１９５２年群馬県生まれ。１９７４年静岡大学人文学部法律経済学科卒業。１９８２年中央大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。長野大学産業社会学部専任講師・助教授を経て、現在、大正大学人間学部教授。専門は社会保障論・国民生活研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ファイター吉田
0
これは分かりやすくて、面白くて、怒れる。
