- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > ティーンズ・ファンタジーその他
内容説明
幼いカイムは大崩落で家族を喪った。男娼にさせられそうになっていた彼を拾ったのは、“牢獄”を支配する不蝕金鎖の頭ボルツだ。彼のもとで殺し屋として成長したカイム。ひとを殺すことに躊躇もなかったが、ボルツが引退すると言いだしたことで、彼の中でなにかが変わり始める。後継者争いに揺れる不蝕金鎖。同じ頃、町では“灰翼教団”という新興宗教組織が急激に信者を増やしていた。その陰に見え隠れする奇妙な薬の存在。ボルツの依頼でカイムは教団を探ることになるが…。感情のどこかが麻痺してしまったカイム、自分を守るために人形と化したエリス、そしてカイムを狙う謎の女ガウ。この出会いがもたらすものは?ゲーム本編よりも前の時代まだ大崩落の傷痕も生々しい、二人が出会ったころの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tuppo
1
ひどい。逆に原作の文章まともだったんだなぁと認識を新たにする。2013/12/25
はつかねずみ
1
ボルツに拾われてから殺し屋を廃業するまでの話。 過去としては予想できる範囲ではあったけど、ガウが絡んできたのは流石に予想外だった。 ただ、ゲーム作中で初めて存在を知った設定に合わせるためなんだろうけど、それならあれだけカイムとガウの顔が近づいてる挿絵を使ったのは失敗じゃないかと思わざるを得ない。 状況的にも仕事的にも、あの挿絵の状況が発生しておいて顔を覚え損ねるようなシーンではないと思う。 全体としては面白かっただけに、そこが残念でならない。2013/02/10
abyss
1
便利屋以前の話。殺し屋としての立場と不蝕金鎖のボルツもでてくる。狂犬との関係がここから描かれているのがよかった。2012/11/14
みお
1
ゲーム本編開始前の話。さらっと読めるけど、ページが白っぽい印象がある。ジーク可愛い。[0:20]2012/01/05
Ask_KY
1
過去編。カイムが「殺し屋」から「何でも屋」になるまで。期待してた話とは微妙に違ったけど、これはこれで在りし日の牢獄っていうのが面白かった。しかしエリス派としてこの扱いの悪さは……。ベルナドとかガウとか微妙に矛盾するんじゃね? みたいなのもあったけど、「過去編」ってことは今後も展開する予定あるんですかね? イラストは美麗だし今後はもっと細かいイベントこなして欲しいかも。エリスの身請けとか、メルトの結婚とか。2011/12/27