内容説明
主人公の片瀬健二は、父子家庭で育ったごく普通の男の子。同じく母を早くに亡くし、幼い頃に片瀬家の養女となった妹・雪希と二人で、出張の多い父に代わって留守を守っている。雪希にとって健二は、兄である以上に、大切な人だった。ところが健二はしっかり者の雪希よりも、おっちょこちょいな幼なじみの日和の世話を焼くことが多くて…。妹・雪希の切ない恋心を綴った「雪希の章」ほか、同級生や先輩などとの、バラエティ豊かな物語5編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
10
「みずいろ」の各ヒロインごとの短編オムニバス形式であり、各ヒロイン一冊ずつのパラダイムノベルスがメインだった形式としては非常に珍しい。一冊に纏めたオムニバス形式のため、Hとしては非常に薄っぺらいのは仕方ないが残念でもある。ク〇ニがあったりあそこの描写のあるヒロインないヒロイン様々だが、挿入から出すのは本当にあっさりとした書き方。しかも入れた→即外だしもあったりする。著者のあとがきからオムニバス形式の本は他にもあるようだが、何故著者も編集部もオムニバス形式にしたのだろう?2021/10/12
えすてい
8
誰もが弱さを抱えている。最初から無敵でタフでマッチョで強い人間はいない。誰もが弱さを持ち合わせながら毎日を生きている。その弱さを否定してはいけない。2021/12/07
えすてい
7
あそこの描写とかク〇ニをしたとかの描写はオムニバス形式ではなんとか妥協できるところやヒロインもあるけど、肝心の本番の書き方が「ルーズ」なのは、パラダイムノベルスとしては異色だし、もう少しストレートに書けなかったのだろうか?それにしても、年齢不相応なあそこのヒロインが多いことか。2021/10/13
えすてい
6
今日 #10月18日 は、 #世界メノポーズデー 。日の主旨と読んだ本の登場ヒロインとは完全に正反対であるが、この日にピチピチした元気いっぱいのヒロインと愛を育んでいくのを読んでいくのも悪くはない。2021/10/18
えすてい
4
ろりそうに見えてヘアがあったり、見た目によらずヘアが極めて少なかったり、というヒロインが多い。この頃はまだつるつるを明確に書く、またはつるつるそのものを書くのは推奨されなかった時代にも思えてくる。書き方は時代とともに変わっていく。2021/11/12
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