内容説明
比良坂竜二は、かつては将来を期待された、若き天才医師だった。だが、彼の研究対象の異常さが周囲に知られて以来、医学界からも追われ、モグリの医者として落ちぶれた人生を歩んでいる。竜二の探求心を満足させる研究とは、女性の肉体についての人体実験だったからだ。さまざまな器具を駆使して、女性たちからあらゆる快楽を引き出すことこそが、竜二の生き甲斐なのだ。聖ユリアンナ病院の美しい看護婦たちを獲物とした、竜二の新たな実験が始まる。
著者等紹介
高橋恒星[タカハシコウセイ]
ポルノ○ラフィーの『アポロ』を聞き、郷愁を覚えてしまう…と書くと歳が分かってしまう、千葉県在住の物書き。本書執書中、巷で次々と起きたキ○キガイどもによる殺伐とした事件を見るにつれ、『加害者に人権ナシ』と改めて思う。代表作『偽善』『散桜』『ハーレムレーサー』(小社刊)。AGプロモーション所属
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