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内容説明
手で考える、手が考える。手芸をする祖母、水俣の工房、そしてネパール。疎外され分断される現代社会とは対極の現場を巡る「ロードムービー」。その終着点は、暮らし・家族・身体に根ざした「ものづくり」であった。
目次
1 手仕事を求めて(地震後のネパール;ジャカード織りのダカ;東ネパールへ)
2 日常と分けられないものづくり(ネパールの概要と機織りの町M町;ディディとの出会い;工房の暮らし;布を織る日常)
3 機織りとともに生きる人々(身体に根ざした「わざ」;ものづくりの規格化・制度化;工房で暮らす人々;手で考える、手が考える)
著者等紹介
〓道由子[タカミチユウコ]
1988年、大阪生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了(地域研究)。現在、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科特定助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。