内容説明
江戸時代の日本人が「竹嶋」と呼び、明治以降は日朝の漁民らが共住、今や韓国でも高所得の離島となった欝陵島。「竹島」から90キロほどの島の知られざる歴史をひもとく。もう一つの「竹島」
目次
1 欝陵島の概観(欝陵島の現在・そこへの誘い;前史)
2 1900年代の欝陵島(日本人定住の経緯と朝鮮人の居住状況;日本人社会の状況;日本人と朝鮮人との関係及び通商・交通・商業;産業)
3 植民地朝鮮期の欝陵島(人口変化の特徴;生活の変化;産業;流通・運輸の状況と島内行政)
4 欝陵島友会と『欝陵島友会報』(島友会の活動)
著者等紹介
福原裕二[フクハラユウジ]
1971年、岡山県生まれ。広島大学大学院国際協力研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、島根県立大学大学院北東アジア開発研究科・総合政策学部准教授。同大学北東アジア地域研究センター副センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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