カンボジアの10年の歩み―一九七九~一九八九年

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カンボジアの10年の歩み―一九七九~一九八九年

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894892729
  • NDC分類 223.5
  • Cコード C1023

目次

序文 アンコール・ワットの修復とクメール民族の誇り―内戦終結時の五課題を四三年かけて達成
第1章 軍事・政治情勢の進展(カンボジア問題発生の原因とポル・ポト政権の崩壊;かつてポル・ポト派と対峙した勢力が翻って合同する ほか)
第2章 経済、社会、文化分野の一〇年間の発展と解決すべき課題(経済分野の業績と課題;社会事業・文化分野での業績と課題)
第3章 国力の構築
第4章 将来への道(戦争と平和;改革)
解題
訳者あとがき

著者等紹介

セン,フン[セン,フン] [Sen,Hun]
1952年にカンボジア・コンポンチャム州で生まれる。1970年にクーデターで失脚させれたシハヌーク殿下の呼びかけで、カンボジア民族統一戦線に加わる。1977年にクメール・ルージュ軍を逃亡し、1978年にカンボジア救国連帯戦線を結成し、ベトナム軍と共にクメール・ルージュ政権を打倒。その後設立されたカンボジア人民共和国の外務大臣に就任。1985年には首相兼外相に就任。1980年代終盤の9回に亘るシハヌーク殿下との二者会談により実質的なカンボジア和平に合意。1993年の国連による総選挙後は第二首相、1998年以降は首相として強力なリーダーシップを発揮して経済発展を牽引。1991年グエン・アイ・コック・ベトナム共産党学校政治学博士号取得

今川幸雄[イマガワユキオ]
1932年~2021年。1955年早稲田大学政経学部卒業。1956年外務省入省。在マルセイユ総領事、在フランス公使、在タイ公使、在カンボジアSNC担当大使を歴任し、1992年に和平後最初の駐カンボジア日本大使に就任。1996年退官。その後、関東学園大学法学部教授、上智大学アジア文化研究所客員教授、日本カンボジア協会会長、日本クメール学研究会会長を歴任

川口正樹[カワグチマサキ]
1967年生まれ。中央大学商学部卒業。米国ハーバード大学公開教育学科教養学修士課程修了。1990年外務省入省。3回のカンボジア在勤、2回の米国(ボストン、ナッシュビル)勤務を経て、2021年からカンボジア・在シェムリアップ領事事務所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

20
首相の座を長男に禅譲し、院政を敷くと批判的に言われるフン・セン元首相。だが本書を読めば、ポル・ポト政権崩壊後も内戦が続くカンボジアの困難な状況で、当時のカンボジア人民共和国(ヘン・サムリン政権)の要人としてフン・セン氏がどのように国の再建を目指してきたかが分かる。同時に、当時の東西冷戦構造の中で、カンボジア内戦への、旧ソ連、米国、中国、ASEANの関与、シハヌーク殿下とソン・サン派、クメール・ルージュの三派連合の内実など、カンボジアの極めて複雑な状況を改めて実感することができた。2024/05/19

しびぞう

6
辛い時代を過ごした人のみが抱ける希望に満ちた本だった。現代日本が見習うべき、ヒントとすべき点も多くあった。訳者は、この本の翻訳を薦めた今川大使の存命中に出版できなかったことを悔やむ旨文中で述べていたが、巻末のカンボジア略年表を見て、中田厚仁氏と高田晴行氏の死から30年となる今年には間に合ったのだと気づいた。カンボジアについてもっと勉強してから読めばもっと面白かったのに、と思ったが、不勉強の身でも興味深く完読できた。2023/04/05

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