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内容説明
伝統的な衣装が日常生活で着られる雲南。しかし、村々には商品経済の波が押し寄せ、伝統的衣装の多くは既製服化・工業製品化している。「民族衣装」の置かれた現実を見つめ、「装う」という人間の行為の普遍性とその現在に迫る。エスニシティへの新たな視座を呈示。
目次
序章
第1章 モンの概要
第2章 民族識別と「民族衣装」の真正性
第3章 衣装の変化の様相
第4章 既製服化による流行と審美性の希求
第5章 葬送儀礼における装いの規範性
第6章 婚礼衣装における規範性と審美性
終章
著者等紹介
宮脇千絵[ミヤワキチエ]
1976年、兵庫県生まれ。2012年総合研究大学院大学文化科学研究科地域文化学専攻単位取得満期退学。博士(文学)。現在、南山大学人類学研究所国際化推進事業担当研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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