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内容説明
本書は、ミャンマー移住から、タイ、台湾への再移住の足跡を歴史的にたどり、彼らのトランスナショナルな社会空間全体を見据えた「多現場民族誌」である。
目次
第1章 問いの射程―雲南ムスリム、ディアスポラ、多現場民族誌
第2章 離散と定住―英領植民地下ミャンマーと雲南ムスリムたち
第3章 ミャンマーに生きる雲南ムスリム―異郷に故郷を築くこと
第4章 越境する雲南ムスリム―李大媽のライフ・ヒストリー
第5章 台湾社会と中国ムスリム
第6章 雲南ムスリムの越境コミュニティ
第7章 越境する雲南ムスリムと宗教実践の変容
終章 ディアスポラ論の刷新のために
著者等紹介
木村自[キムラミズカ]
1973年、兵庫県西宮市生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、大学共同利用機関法人人間文化研究機構特任助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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