内容説明
宗教実践の理解なくして、人びとの信仰の意味に迫ることは出来ない。東アジア比較の視点で、台湾のキリスト教布教の実際を分析。真耶〓(そ)教会の事例から民衆キリスト教に共通する「癒し」の位相を探る。
目次
宗教人類学と東アジアのキリスト教
第1部 台湾の民衆キリスト教という世界
第2部 真耶〓(そ)教会の信仰世界
第3部 癒しの局面にみる民衆キリスト教の諸相
分析と結論
著者等紹介
藤野陽平[フジノヨウヘイ]
1978年東京生まれ。2006年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専攻は宗教人類学、東アジア地域研究。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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