内容説明
利休の理想とした倹素な生活、知足安分の生活、「家は漏らぬ程、食事は飢えぬ程」の言葉の中に秘められた侘茶の神髄を説き、茶道の本来あるべき姿を切々と語る。不朽の名著、ここに再現。
目次
茶道の由来
茶道の真諦
かすかなる感じ
自己の姿
自然の趣
所作と言葉
器
水屋の働き
茶境
無碍自在
真の生活
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和敬清寂
1
静寂が沁み渡る本。素晴らしい本です。 古今東西、静けさの重要性をこぞって説いている。 すべてはこの静寂に帰するのではないか。 心が静かなるとき、真の世界が開示される。 有難い。この本に出会えて本当に有難い。 文章は古いので読みづらいけど、かえって味わいがある。 全部理解することは難しいけど。 色々と日本文化に関する本を読んできたけど、 本質を知る上では恰好の書ではないだろうか。 この本から、和敬清寂という言葉を学びました。2020/05/18
だ〜ね(^O^)
0
茶道の本なのですが、実生活において重要な心がまえが書かれており、茶の本というよりも人生の指南書というべきものでしょう。 巡り会えてよかったと思える一冊です。2016/09/19
pintar
0
茶道を知る秀本2009/06/16
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