内容説明
植物の群生する大自然に身心をゆだね健康になろう!!科学技術の進歩に伴い環境汚染や地球温暖化が進み、複雑化する社会の中でストレスが蔓延しています。その解決手段として重視されているのが、自然に立ち返ることです。自然の恵みを再認識し、その中にとけ込むことです。もっとも見近な存在として草や木などの植物です。自然の中での草木との触れ合いが“自然浴”で、健康づくりに役立ちます。本書では、植物、とくに木々の働きのもとになっている香り成分の特性や作用について解説・紹介します。自然の恵みを再認識し、自然浴で健康を育み守りましょう。
目次
第1章 自然に帰ろう
第2章 自然浴―自然に親しみながら健康づくり
第3章 森林浴の効用
第4章 植物の香り―その正体は?
第5章 森林の香り
第6章 天然素材木質材料と健康
著者等紹介
谷田貝光克[ヤタガイミツヨシ]
香りの図書館館長(フレグランスジャーナル社)。東京大学名誉教授、秋田県立大学名誉教授。昭和18年栃木県宇都宮市生まれ、東北大学理学部化学科卒業、同大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。米国バージニア州立大学化学科博士研究員、米国メイン州立大学化学科博士研究員(昭49)、農林省林業試験場林産化学部研究員、同炭化研究室長、農水省森林総合研究所生物機能開発部生物活性物質研究室長、同森林化学科長、東京大学大学院農学生命科学研究科教授、秋田県立大学木材高度加工研究所教授。同研究所所長・教授を経て平成23.4より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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