内容説明
これまでわき役として扱われたきた「香り」を主役に据えて論陣を張った著者会心の労作。前半では、古代より西洋、東洋、日本で営まわれた生活様式や文化に「香り」がどのようにかかわってきたかを、後半では、「香り」と癒やしを科学する、の視点から詳述している。
目次
癒やしを求めて―「香り」の文化、先人の知恵(世界の「香り」と癒やし―アロマセラピーの発祥を中心に;日本人の「香り」とくらし―日本産の精油;日本人の「香り」とあそび;自然を利用した療法と「香り」、癒やし;食品の「香り」と癒やし)
「香り」と癒やしを科学する―健康応用への可能性(現代の癒やしブームと「香り」;高齢化社会と「香り」;芳香浴―「香り」をかいで、こころとからだを整える;「香り」が、働く人のつかれを癒す;アロマセラピー・マッサージの研究)
著者等紹介
渡邉映理[ワタナベエリ]
博士(社会健康医学)。京都府立医科大学大学院医学研究科免疫学助教。新潟県上越市生まれ。明治大学農学部農学科卒業、京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻修士課程、同博士課程を修了後、現職。絵画に興味があり、京都造形芸術大学通信教育部美術科洋画コース卒業。統合医療評価認証機構認定メディカル・アロマセラピースクール修了、日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー、日本食品安全協会認定健康食品管理士など。日本健康長寿応用学会理事、日本健康増進学術機構理事、日本アロマセラピー学会評議員、日本健康促進医学会評議員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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