脱・衆愚国家日本―アメリカ型民主主義に潜む悪をえぐる

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784054039759
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C0031

内容説明

戦後六十年間、古領憲法を押しいたたぎ、「アメリカ型民主主義」国家を志向してきた日本。結果、我が国はそれまで培ってきた独自の精神文化を失い、格差社会と人心の興廃を招いてしまった。現代の日本は危機に瀕している。今こそ、アメリカ型民主主義に潜む自由・平等の陥穽を見抜き、終わった文明アメリカから脱却しなければならないのだ。日本が真に日本人の国家に生まれ変わるにはどうしたらいいのか。本書は、そのための新しい国のかたちを大胆に提言する。

目次

第1章 歴史の底流に生き続けた「民主主義」の変遷
第2章 民主主義の内に潜む危険な陥穽―衆愚政治
第3章 民主主義思想の源流を探る
第4章 ヒューマニズム=人間至上主義の思い上がりが地球を壊す
第5章 日本の行政機構の実態と改革の必要性
第6章 民主主義を超えて―新しい政治体制を探る
対談・西尾幹二×中西真彦―アメリカからの脱却とこれからの日本

著者等紹介

中西眞彦[ナカニシマサヒコ]
昭和5年、三重県生まれ。早稲田大学理工学術院総合研究所顧問、NPO法人日本文明フォーラム理事長。株式会社ベンカン元代表取締役。京都芸術大学卒業後、関西学院大学大学院哲学専攻科博士課程を修了。東京商工会議所副会頭、政府税制調査会委員、新産業人会議代表、国際科学振興財団会長を歴任するなど、日本の産業界で幅広く活躍した。現在は、日本人と日本の風土を生んだ自然と生命の摂理に、日本文明の可能性を探ることをテーマに、著述活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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