目次
第１章 薫香の世界
第２章 仏教渡来と薫香
第３章 『源氏物語』の美意識と香り
第４章 『栄花物語』『和漢朗詠集』の薫り
第５章 『枕草子』と香り
第６章 『和名類聚抄』と薫香
第７章 薫香の渡来と継承
著者等紹介
尾崎左永子［オザキサエコ］
歌人、作家。古典文学関係の図書が多い。作詞１２冊ｅｔｃ．なお、短歌では「超空賞」、エッセイでは「日本エッセイスト・クラブ賞」受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Noelle
6
平安文学の「源氏」「栄花」「和漢朗詠集」「枕草紙」の薫香の記述からその使われ方を、「薫集類抄」「和名類聚抄」から種々の香薬の詳細をと、主に薫香、空薫物について詳細に紐解いて行く。著者は、歌人・作家であるが、古典文学の研究も踏まえた上での著述であり、ほぼ研究論文に近い形である。が、これが一般書であることで、研究者ではない、一般の香に興味がある者が読める形になってることが有難い。薫物についてこれだけ詳細な本は初めてだった。労作である。2020/06/11
ギズモ。
2
図書館本。第3章「源氏物語」第４章「栄花物語」第５章「枕草子」と香り。が一番興味深い。香りも夏の薫香「荷葉」「花橘」がお気に入りだし、源氏物語の登場人物もやはり、花散里が一番好き！！そして夏生まれだし( *´艸｀)2023/12/05
moran
2
源氏物語を香りのとこだけもういっかいよみたくなりました！2021/09/04
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