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修道院の薬草箱―70種類の薬用ハーブと症状別レシピ集

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  • サイズ A5判/ページ数 185p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784894791213
  • NDC分類 499.87
  • Cコード C3047

内容説明

修道院では、古くから、植物の治癒力に基づいた治療法が行われてきました。「自然の薬局」ともいえる修道院の庭で育てられた薬用植物に関する知識は、今なお受け継がれ、多くの検証を通じて信頼を深めています。修道院治療学に精通した執筆陣によって著された本書では、修道院の伝統的な70種類の薬草を取り上げ、それぞれの働きや使用法、適応症について紹介します。聖ベネディクト修道会士であるキリアン神父おすすめのレシピ集も掲載。ハーブティーや入浴法など、植物の有効成分を最大限に引き出す100以上のレシピが、頭痛、胃もたれ、風邪といったよくある症状を助けます。

目次

修道院の治療学について(見直される修道院の治療学;自然の薬局~修道院の庭)
70種類の重要な薬草―修道院の基本的な70種類の薬用植物について
確かに役立つレシピ集(精神的なトラブルに;神経系のトラブルに;風邪に;心臓や循環器系のトラブルに;腎臓や膀胱のトラブルに;婦人科系のトラブルに;皮膚のトラブルに;関節や筋肉のトラブルに)
家庭で作るハーブ薬(ハーブティーの入れ方;チンキ剤と抽出油の作り方;乳液の作り方;軟膏の作り方)
家庭の常備薬―20の症状に常備しておくとよい薬草
植物の治癒力―重要な成分

著者等紹介

マイヤー,ヨハネス・G.[マイヤー,ヨハネスG.][Mayer,Johannes Gottfried]
文献学博士。専門は医学史。ヴュルツブルクの医学史研究所で教鞭をとる。1999年より、ヴュルツブルク大学の修道院治療学研究プロジェクトのメンバー。世界中の膨大な数にのぼる中世歴史医学書に精通している。中世の医学や文献に関するシリーズの著者、および編者としても活躍

ザウム,キリアン[ザウム,キリアン][Saum,Pater Kilian]
神父、聖ベネディクト修道会士。聖ベネディクト修道会から、1993年に聖オッティリエン修道院の病人看護部長に就任

ユーレケ,ベルンハルト[ユーレケ,ベルンハルト][Uehleke,Bernhard]
医学博士。自然療法を専門とする医師。ベルリン自由大学で自然療法の教鞭をとる。ドイツにおけるフィトセラピー専門家の指導者のひとり

畑澤裕子[ハタサワユウコ]
1960年秋田県生まれ。上智大学文学部ドイツ文学科博士後期課程修了。明治薬科大学、東邦大学で、ドイツ語担当非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みう

1
特に目新しい情報はなし。良くあるハーブの解説と使い方の本。テキストっぽく、基礎が押さえてある。ただし日本にはあまりなじみのないハーブも何点か紹介されている。実用的かといえば、うーん・・・2013/06/25

ゆきまる

0
薬を実際に調合したくなる。でもめんどくさいからやらないけど2013/03/10

9saito

0
実用的な意味での期待はせずに読んだのですが、非常に読みやすく整理されていました。イラストが綺麗で、ヘビがフェンネルで視力に磨きをかけてるとかそういった言い伝えも面白く、楽しい一冊です。ショウブ湯がアサロン成分のため、現代薬学的には忌避事項だとか、初めて知りました。2012/05/04

チダ(uy1)

0
庭があれば参考にしたい。 ハーブ等天然薬局、自然の恵み。 再読予定に。2024/03/23

m.books

0
修道院の暮らしに欠かせない薬草について知りたいと思い、ハーブや自然療法、アロマテラピーの専門出版社の刊行ということで読んでみました。実際に使われている基本的な70種類の薬草について、1植物に付2ページを使い、植物についての説明、原産と栽培、成分、適応症、使用法と用量、注意・禁忌事項などが、詳しく記されています。薬用ハーブについてちょっと調べたいなという時にそばにあると便利な一冊です。

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