内容説明
文学史専門書への基礎知識をアトランダムに提供し楔となる。明治・大正・昭和文学史の骨格。自然主義。自我と文学論争。近代リアリズムの源流。
目次
日本近代リアリズムの源流
明治文学史の骨格
不安の文学史と自我発展史
自然主義
人生派の藝術と藝術のための藝術
反自然主義
大正文学史の骨格
反権力の文学者と非実践的作家
ドストエフスキーと近代作家
自己の微小視
同伴者作家広津和郎
小林秀雄とマルクス主義文学
近代文学論争史
昭和文学史の骨格
近代文学に於ける作品論
近代耽美派
近代文学史の問題意識
著者等紹介
権藤三鉉[ゴンドウサンゲン]
1952年福井県に生まれる。1980年早稲田大学文学部修士課程露文専攻中退。会社員を経て、現在文筆業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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