内容説明
太平洋戦争の末期、信州の高原に鉄山があった。そこで、多くの人々が飢えと激しい労働に耐えていた。殺伐たる光景の中にも、可憐に咲く花があり、様々な人の絆が生まれ今につづいていく。
著者等紹介
晩豊彦[バントヨヒコ]
昭和15年横浜市に生まれる。昭和34年学習院高等科を卒業。昭和41年横浜市立大学医学部を卒業。昭和41年京都府立医科大学にてインターン。昭和42年横浜市立大学医学部にて研修開始。昭和45~53年主に神奈川県立成人病センター(現神奈川県立がんセンター)勤務。昭和53年横浜市にて内科医院開設、診療業務の傍ら短編小説を著す。平成13年開業医を引退。平成13年カナダ、バンクーバーに転居。平成16年執筆活動を再開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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