目次
日本軍歌思行(日本軍は「麦と兵隊」に歌われる兵士であって欲しかった;日清戦争は朝鮮の独立のために戦った;三国干渉後に日本は満州を掌握した;ポーツマス条約はのち朝鮮への直接介入となり、やがて中国との全面戦争へと発展した;日中戦争のさなか第二次世界大戦勃発す;“独ソ不可侵条約”の翌年“日独伊三国同盟”が締結されるや、日本にはナチスを模倣した一党独裁の“大政翼賛会”が発足した;“大東亜戦争”勃発の年は、戦果を知らせる軍艦マーチで暮れた;開戦の年明ければ、南方の各地に日章旗ひるがえる;ガダルカナル島の撤退は、衰えた落日の陽を見るが如し;相次ぐ玉砕は、内地にあって学童の集団疎開、国民の竹槍訓練、男子十七歳以上の兵役編入を促し、救国の先鋒は神風特攻隊に委ねらる!;東京大空襲は敗北の一里塚、戦艦“大和”を失い、沖縄が陥し、広島に原爆が投下され、ついにはソ連の参戦で、日本は已むなくポツダム宣言を受諾した;嗚呼!“リンゴの唄”は平和の歌;所詮、軍隊は「性善説」;軍隊よ、軍歌よ、さよなら!)
この国は今でも十二歳社会か
問答ぐせ
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