内容説明
「主体的に社会と関わる」を理念として志向し、実践し、他者と共に生きようとする「市民」。その市民に求められる資質である「民主的シティズンシップ」を育てていくことへの提言。
目次
第1章 ドイツの政治教育
第2章 ドイツにおける学校教育について―見学報告
第3章 複言語教育の社会的意義
第4章 民主的シティズンシップ教育としての日本語教育を考える
第5章 なぜ批判的談話研究を日本語教育に取り込むのか
第6章 複言語・複文化主義に基づく対話に焦点を当てた日本語教育を考える―民主的シティズンシップ教育と文化間教育の観点から
第7章 新聞記事の批判的談話研究―読解授業での活用
第8章 言語教育と民主的シティズンシップ教育―政治教育フィールドワーク、オモニハッキョ
第9章 対話や学習を通じて、「育ち合う」東アジアの若者たち
著者等紹介
名嶋義直[ナジマヨシナオ]
琉球大学グローバル教育支援機構教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。