目次
1 いま部活動は(部活動の実態;「部活問題対策プロジェクト」との出会い ほか)
2 部活動の何が不思議か―さまざまな課題と矛盾(教員の勤務実態と部活動;部活動の目的・目標を巡って ほか)
3 多様な立場から見た部活動(「○○の立場」から見た部活動;部活動研究の動向 ほか)
4 部活動改革への道筋(動き出した2016年(部活動改革元年)
今後の改革の可能性 ほか)
著者等紹介
長沼豊[ナガヌマユタカ]
学習院中等科教諭を経て1999年4月から学習院大学教職課程助教授。その後准教授・教授を経て2013年4月から教育学科教授。教育学科の立ち上げにかかわる。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。特別活動、部活動、ボランティア学習、シティズンシップ教育を中心に研究を進める。文部科学省「中学校学習指導要領」作成協力者会議(中学校特別活動)委員(2008年)、国立教育政策研究所「評価規準、評価方法等の研究開発に関する検討委員会(小学校特別活動)」委員・副座長(2010年)、板橋区教育委員会第三者評価委員(2015年~)などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コジターレ
6
流し読み。よくまとまっている本だと思う。2018/09/02
Zaid
0
教育過程外の自主的・自発的な活動のはずの部活動が、なぜ生徒や教員に「強制」されるようになったのか、その過程・背景が分かりやすく解説されている。そして、ただ問題を指摘するだけでなく、今の部活動の仕組みを維持したい人たちもできるだけ納得できるような解決策を提案している。問題のある仕組みを批判するのは比較的簡単だが、できるだけ多くの利害関係者を納得させる解決策を提示しようとする著者の姿勢には学ぶところが多い。2017/12/10
HEAVY-BIRD
0
「不思議」なことを不思議と思わずに学生時代から過ごしてきたことは、こわいです。2017/09/07
SAHARA
0
わかりやすかったかも2021/12/25
コンクリ君
0
ちょっと思ってたのと違いました。法律の話なども結構あり教科書を読んでる感じで、後半流し読みでした。専門家にはオススメなんだと思います。2018/10/30