出版社内容情報
【内容】
どのように工夫すれば学生が頭を使ってレポート課題に取り組むのか?これまで理論的には問われてこなかったこの問いに、「レポート論題」、「授業設計」、「評価」の各観点から答える渾身の書。特に「剽窃が困難となる論題」についての分析は、これまでのレポート課題のあり方を根本から問い直す。
執筆者:成瀬尚志、河野哲也、石井英真、笠木雅史、児島功和、髙橋亮介、片山悠樹、崎山直樹、井頭昌彦
【目次】
はじめに
第1章 なぜレポート課題について考えるのか
1 レポート課題で何を問うべきか
2 学術論文と学部レベルのレポート課題の評価の違い
3 レポート課題から授業を設計することの意義
4 授業設計においてレポート課題はボトルネック
5 ネット時代においてレポート課題で何を問うべきか
第2章 論証型レポートについて考える
目次
第1章 なぜレポート課題について考えるのか
第2章 論証型レポートについて考える
第3章 レポート論題の設計―剽窃が困難となる論題分析
第4章 レポート課題を軸とした授業設計
第5章 学生が自分で問いを立てるための授業デザイン
第6章 レポート課題を評価するとき―ルーブリックの活用
著者等紹介
成瀬尚志[ナルセタカシ]
京都光華女子大学短期大学部講師。専門は哲学、高等教育。神戸大学大学院文化学研究科単位取得退学。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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