内容説明
ことばの専門家たちが語る付け焼刃ではない、ほんとうの英語力をつけるための学習法。
目次
第1章 英語を学ぶということ
第2章 構造を知ることが役に立つ
第3章 ことばの機能からコミュニケーションを考える
第4章 世界の英語に目を向けると、英語はもっとおもしろい!
第5章 英語の辞書について知っておくべきこと
第6章 英語の音を心に刻む―マイメロディーを持っていますか?
第7章 中国学研究者からみた英語学習
第8章 異文化間コミュニケーションにおける非言語メッセージの重要性
特別寄稿 口腔から考える英語学習
著者等紹介
大津由紀雄[オオツユキオ]
明海大学副学長・外国語学部英米語学科教授、慶應義塾大学名誉教授。専門分野は言語の認知科学
嶋田珠巳[シマダタマミ]
明海大学外国語学部英米語学科准教授。専門分野は接触言語学、社会言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
4
自分に合った本を見つけるのは簡単ではない。英語教育界の大御所と専門書寄りの書籍を揃えている出版社。タイトルから想像するのはどう考えても効果的な学習法。実際にあとがきに「英語の効果的な学習法」を扱ったワークショップが基になったと記してある。当然期待するのは専門家による学習方法の知見。期待外れもいいところ。頁を捲ると動機付けや世界英語等、無関係と言わずとも、どちらかと言うとメタ言語や心構え等。しかも、執筆陣は全員同大学所属。まるで大学紀要。本から学び取るのは読者次第なんだろうが、読む気も失せ、後半は流し読み。2020/08/10