目次
序説 軍記物語古態論の行方(軍記物語の表現の古態を考えるということ)
1 屋代本平家物語の新研究(「屋代本平家物語」の書誌学的再検討;屋代本平家物語巻十一の性格―字形と語句の観点から;屋代本平家物語巻十一本文考 ほか)
2 刀剣伝承の文学(アーサー王のエクスキャリバーと「剣の巻」;『剣巻』をどうとらえるか―その歴史叙述方法への考察を中心に;「平家剣巻」の構想―道行・生不動説話の位置づけをめぐって)
3 シンポジウム「平家物語研究の視点」(東国武士研究と軍記物語;歴史学の視点と文学研究の視点―「武士的価値観」を中心に;「史料」と軍記物語 ほか)
著者等紹介
千明守[チギラマモル]
1959年生。國學院大學栃木短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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