内容説明
本書は、若手の非母語話者日本語教師(NNJLT:Non‐Native Japanese Language Teacher)に対する約6ヶ月の再教育(実質的な授業期間は約4ヶ月半)を対象とした実証研究について報告する。
目次
第1章 研究の背景と目的
第2章 先行研究
第3章 対面場面における聴解過程の分析
第4章 過程重視の聴解指導の効果
第5章 聴解の学習体験が学習観・指導観に及ぼす影響
第6章 結論と今後の課題
著者等紹介
横山紀子[ヨコヤマノリコ]
1983年国立国語研究所日本語教育センター長期研究修了。2006年お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科国際日本学専攻修了。人文科学博士。1989年から国際交流基金日本語国際センター日本語教育専門員。この間、国内勤務では、主に海外から招聘した非母語話者日本語教師の再教育研修、日本語教育指導者養成大学院プログラム(政策研究大学院大学および国立国語研究所と連携で運営する修士課程・博士課程)を担当。海外勤務では、国際交流基金ロスアンゼルス日本語センター主任講師(1993年~1996年)、北京日本学研究中心研修班(2000年3月~7月)、北京日本学研究中心在職修士日本語教育学コース(2001年~2002年)を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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