出版社内容情報
いわゆるニューカマーと呼ばれる子どもたちへの教育の実践や支援活動の経過と成果を分析し、文化間を移動する子どもたちの教育の課題を再設定するとともに、その解決に向けて教育実践の方向性と枠組みを探る。
目次
第1部 子ども観のパラダイム転換(転機にたつ外国人の子どもの教育―生活者、社会の構成員という視点から;成長・発達モデルから見た移動する子どもたちの状況;文化間移動をする子どもたちへの教育の方法)
第2部 文化間移動をする子どもの学びをつくる(体験・探求・発信する授業―授業「赤ちゃんのふしぎ」の取り組みを通して;子どもに即した日本語カリキュラムの開発―国際教室から一般教室へ:ブラジルの子どもたちへの教育;子どもたちの母語・母文化の教育―小学校における中国語(母語)教室の取り組み ほか)
第3部 教育コミュニティの創造に向けて(文化間移動をする子どもの発達と学校;子どもたちのライフコースと学習支援―主体的な学びを形成するために;学習支援から教育コミュニティの創造へ)
著者等紹介
齋藤ひろみ[サイトウヒロミ]
東京学芸大学教育学部准教授
佐藤郡衛[サトウグンエイ]
東京学芸大学教授国際教育センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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