内容説明
本書はシンガポールを事例として、多民族社会の中での言語と文化的アイデンティティの問題を、華人系シンガポール人の事例を中心に論じる。
目次
第1部 シンガポールのバイリンガル政策(教育システム―英語と華語教育を中心に;シンガポールの英語史―言語政策との関連において)
第2部 言語とアイデンティティ(シンガポール人の民族的・言語的風景―学生たちへのインタビューから;英語とアイデンティティ―華人系若者層を中心に;華語とアイデンティティ)
著者等紹介
奥村みさ[オクムラミサ]
東京都生まれ。上智大学外国語学研究科国際関係論専攻博士後期課程修了。博士(国際関係論)。中京大学国際英語学部助教授。専門は、国際社会学、アジア英語圏文化研究
郭俊海[カクシュンカイ]
中国内蒙古自治区生まれ。シンガポール国立大学日本研究学科第二言語習得専攻博士課程修了。博士(応用言語学)。九州大学留学生センター助教授。専門は、日本語教育、バイリンガル教育
江田優子ペギー[エダユウコペギー]
東京都生まれ。青山学院大学国際政治経済学研究科国際コミュニケーション専攻修士課程修了。国際コミュニケーション修士。元シンガポール国立大学日本研究学科非常勤講師。茨城大学非常勤講師。専門は、社会言語学、言語政策、英語教育、日本語教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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