内容説明
本書では日本語と韓国語の受身文について従来の対照研究の成果を踏まえたうえで、語用的な特徴について実証的な調査分析を行った。
目次
第1部 両言語の受身の特徴―受身文の構文的特徴と述語動詞に関する制約について(問題提起;日本語の受身文の特徴;韓国語の被動文の特徴;両言語の受身文の分類;両言語の受身文の成立に関する動詞の制約)
第2部 実証的対照研究の試み―日本語と韓国語の受身文の使用に関する調査を通して(両言語の受身文の使用に関する調査の概要―調査の目的・方法・意義;話しことばにおける日・韓両言語の受身文の特徴―テレビドラマに見られる受身文の分析を通して;書きことばにおける日・韓両言語の受身文の特徴―新聞コラムに見られる受身文の分析を通して)
著者等紹介
許明子[ホミョンジャ]
1968年韓国生まれ。1999年九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程単位取得。2002年九州大学同大学院博士学位授与。志学館大学を経て、現在、筑波大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。