内容説明
年と病を重ねつつも山に揺蕩ふ。瞑想的登山の果てに何を感じたのか。
目次
第1章 漂泊の山河抄(ワンデルング;西上州の山・一人旅;遅日の遊戯―阿弥陀岳南稜 ほか)
第2章 山と旅の手記(霧のなかで;ふるさとの山―天覧山、多峯主山;山旅人から見た俳人の心―山頭火と放哉の心の闇を考える ほか)
第3章 心に期する山(遥かなる剱岳北方稜線―大窓から小窓への再挑戦;アカヤシオ名残の岩稜を行く;上武国境稜線の緑風 ほか)
著者等紹介
細田弘[ホソダヒロシ]
1946年生れ。高校の頃より登山を始め、卒業と同時に秀峰登高会に入会。奥多摩のつづら岩での宙吊り事故を契機に単独行に移行する。1974年10月~1975年7月に中央アジア、中東、西アジア、インド等を放浪する。1977年5月~1980年10月に北米を皮切りに中南米、欧州、アフリカなど世界七十四国を放浪する。五十一歳から山旅登山を再開して現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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