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出版社内容情報
近年、高校までの数学では扱われなくなった「証明」(米国でも、コンピュータ学習の導入によって問題指向が強まっている)を主題に、「数学的な考え方」とはどのようなものであるかを、初学者にもわかりやすく説く、数学「再」入門書です。
「なぜそのように証明するのか」、「なぜこの証明はうまく働くのか」ということに力点を置いて丁寧に解説しています。「数学がわかる楽しみ」を会得するために、いわば「数学の基礎体力」をつけようというのが本書の狙いです。
内容説明
本書は初年級数学を修了した学生が証明手法を理解することおよび証明を上手に書くことを助けるために書かれたものである。
目次
第0章 数学を扱う
第1章 集合
第2章 論理
第3章 直接証明と対偶による証明
第4章 直接証明と対偶による証明の続き
第5章 背理法
第6章 証明または反証
第7章 同値関係
第8章 関数
第9章 数学的帰納法
第10章 集合の濃度
著者等紹介
鈴木治郎[スズキジロウ]
1958年生まれ。上智大学大学院理工学研究科博士後期課程数学専攻を経て信州大学医学部保健学科教授。専攻は実験整数論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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