出版社内容情報
「ある日突然外資系、上司は今日から外国人」今や新たな局面を迎えた経営のグローバル化とその対応に遅れる日本企業と日本人。原因の一つには誰もが気づいているものの、手をこまねいていた文化の問題があります。著者の船川氏は海外で数多くのセミナー、コンサルティング・プロジェクトを通じてこの問題に体系的かつ実践的に取り組み、その手法とコンセプトをまとめたのが本書の原著である
TransculturalManagementです。本書は著者自らが翻訳し、日本の読書に向けて加筆したものです。数少ない日本発の経営フレームワークとしてすでに注目を浴びており、グローバルビジネスの最前線の現場で高い評価を得ています。外資系企業のマネージャー、現地法人経営に携わる企業人には必読の書です。
【目次】
第1部 グローバル・ビジネスにおける文化の影響
第1章 無知の悲劇
第2章 なぜ文化なのか
第3章 たかが英語、されど英語
第2部 個人と組織のトランスカルチュラル・マネジメント
第4章 グローバル化の発展大開と文化的視点
第5章 グローバル組織実現の5つのコンピタンシー
第6章 コンピタンシー実現のために:7つの指向の実践課題
第7章 文化のコンテクストをどう扱うか
第8章 ハイ・コンテクスト、ハイ・コンテント・マネジメント
第3部 日本と米国:グローバル・ビジネスの実態
第9章 異文化ビジネスの本質的な問題点
第10章 外資系企業:日本のアメリカ企業
第11章 アメリカの日系企業
第12章 日本とアメリカのアライアンス
第4部 文化の壁を超えて
第13章 ブリッジ・パーソンの開発
第14章 21世紀に向けた新しいアイデンティティー
内容説明
「ある日突然外資系、上司は今日から外国人」今や新たな局面を迎えた経営のグローバル化とその対応に遅れる日本企業と日本人。原因の一つには誰もが気づいているものの、手をこまねいていた文化の問題がある。著者は海外で数多くのセミナー、コンサルティング・プロジェクトを通じてこの問題に体系的かつ実践的に取り組んできた。その手法とコンセプトをまとめたのが原著Transcultural Managementであり、ガルブレイス、コッター等全米の識者が多くの経営学の名著を出している出版社Jossey‐Bass社から出ている。本書は著者自らが翻訳し、日本の読者に向けて加筆したものである。数少ない日本発の経営フレームワークとしてすでに注目を浴びており、グローバルビジネスの最前線の現場で高い評価を得ている。外資系企業、現地法人経営に携わる企業人には必携の書である。
目次
第1部 グローバル・ビジネスにおける文化の影響(無知の悲劇;なぜ文化なのか ほか)
第2部 個人と組織のトランスカルチュラル・マネジメント(グローバル化の発展段階と文化的視点;グローバル組織実現の5つのコンピタンシー ほか)
第3部 日本と米国:グローバル・ビジネスの実態(異文化ビジネスの本質的な問題点;外資系企業:日本のアメリカ企業 ほか)
第4部 文化の壁を超えて(ブリッジ・パーソンの開発;21世紀に向けた新しいアイデンティティーを求めて)
著者等紹介
船川淳志[フナカワアツシ]
グローバルインパクト代表パートナー。慶応義塾大学法学部法律学科卒業。株式会社東芝に入社、本社法人営業および重火力プラントプロジェクトを担当。その後、外資系生命保険会社アリコ・ジャパンに入社、営業企画及び全社経営戦略策定業務に携わる。アメリカ国際経営大学院(サンダーバード校)修士号(MIM)取得後、米国シリコンバレーを拠点に在米日系企業、在日外資企業、国際企業提携の組織コンサルタントとして活躍。株式会社グロービスを経て、企業のグローバル化を推進するコンサルティング会社、グローバルインパクトを設立。組織開発、企業再生にかかるコンサルティング・プロジェクトを手がける傍ら、組織、リーダーシップ、人材開発等の幅広いテーマにわたるセミナーも行っている
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