C++プログラミングの筋と定石

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  • サイズ B5判/ページ数 451p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784894715295
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3004

出版社内容情報

  C++は、現在の主流を成すオブジェクト指向に基づいたシステム開発に欠かせないプログラミング言語です。本書はこのC++について、さらに専門技法を磨きたい技術者・プログラマに向けて、開発元のAT&Tベル研究所の技術者が著したものです。

 本書では、基本的なC++ の構文を背景知識として前提し、C++ 言語の「文体(スタイル)」と「イディオム」の感触を身につけながら、経験を通してC++ のエキスパート・プログラマーになることを目指します。簡単なデータ抽象、完全な抽象データ型の実現、さらには様々のオブジェクト指向プログラミングの「文体(スタイル)」に対して、異なる種類の文体がC++ ではいかに用いられるかを示します。また、C++ 言語の核の部分だけでは直接にはサポートされないような「イディオム」、たとえば、関数プログラミング、フレーム・ベース・プログラミング、高度なゴミ集めの技法などのイディオムも明らかにします。

 C++における「文体」と「イディオム」を具体的な例題と共に解説し、プログラマー自身の能力を高めるテクニックを満載した、数少ない1冊です。

※本書は、1994年に『C++プログラミングの筋と定石』としてトッパンより出版され、2004年に同書名で新紀元社より復刻されたものの再復刻版です。

目次

序論
データの抽象化と抽象データ型
具体データ型
継承
オブジェクト指向プログラミング
オブジェクト指向設計
再利用とオブジェクト指向
例示子を使ったプログラミング
記号処理言語のエミュレーション
動的多重継承
システム全体に関する問題

著者等紹介

安村通晃[ヤスムラミチアキ]
1973年東京大学理学系大学院修士課程修了。(株)日立製作所中央研究所を経て、慶應義塾大学環境情報学部教授。理学博士

大谷浩司[オオタニコウジ]
1985年京都大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程修了。慶應義塾大学湘南藤沢メディアセンター研究嘱託。(株)富士通研究所、(株)アックスを経て現在、(株)ビービーアール勤務

渦原茂[ウズハラシゲル]
1987年京都工芸繊維大学工芸学部修士課程修了。慶応義塾大学理工学部博士課程中退。現在、独立行政法人情報通信研究機構勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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