内容説明
喜びや幸せ、代えがたいものは時代を超える。映画評論というわけでもない、社会評論というわけでもない。以前に観た映画をネタにして好き勝手なことを書いただけの本書。だからこそ、社会を科学する視点に迫り、作品に対する愛があふれる。
目次
1 わが思春期の人生「体験」
2 わが映画好きの原点
3 「原爆許すまじ」の叫びとの出会い
4 「反核・平和」への持続した志について
5 戦争の記憶について
6 八月一五日をどう描くのか
7 青春映画について
8 老後の人生について
9 「赤狩り」とハリウッドのたたかい
10 日本映画とレッド・パージ
11 我が国の民主主義を拓いた今井正監督と山本薩夫監督
12 フランス人民のレジスタンスについて
13 明治維新について
14 異なる文明間の対話について
15 私のいち推し 乙羽信子と新藤兼人のコンビ
16 私がジャズに夢中になった頃
17 わが心の西部劇
18 なんといっても時代劇
著者等紹介
木村ようじ[キムラヨウジ]
1936年、東京都新宿区生まれ。1959年から20年間、東京都葛飾区職員として働く。その間、都職労中央執行委員などを歴任。1981年から2005年まで6期24年間、日本共産党都議会議員をつとめる。その間、都議団幹事長、団長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 近代都市と絵画