内容説明
息子の戦死を胸にひめて、戦後を生きる老いた女流歌人の姿を、日本共産党の市議会議員の活動を通して描いた表題作。生活とたたかいの中に、ふと顔をのぞかせる時代の光と影を鮮やかにとらえた短編集。
著者等紹介
瀬戸井誠[セトイマコト]
1935年、東京生まれ。1963年、早稲田大学大学院(修士)修了。1959年~75年、埼玉県立春日部高校教諭。1975年~96年、埼玉県春日部市議。1984年、日本民主主義文学同盟員。1988年、第3回「文化評論」文学賞受賞
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