江戸解剖始記―小説・山脇東洋

江戸解剖始記―小説・山脇東洋

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784894690004
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

日本で初めて人体解剖を試みた江戸中期の医者ものがたり。お家断絶、切腹を覚悟した実験が今日の近代医療の礎となった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐藤一臣

8
うちの奧さんのご先祖かもしれない山脇東洋ということで読みました。腑分け、いわゆる解剖に魅せられた医師の一代記です。主人公の熱量も高いが、周囲の人間を惹きつける東洋の魅力を描いている。また、人物の心の機微を繊細な言葉でしたためているが、過不足ない表現が良かった。後半はややエピソードが平板だったが、読んでいて飽きさせない。死者の解剖は今でも嫌がられるが、当時これを行なったのはスゴイ。名もなきスゴイ人が世の中を動かしているんだよなー2019/11/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3742638
  • ご注意事項

最近チェックした商品