出版社内容情報
本書は、保育士配置基準の一部改定が現場の厳しさに対応していないことを受けて発足した「『子どもたちにもう1人保育士を!』を求める学識者の会」が、基準改善を出発点に、ともに保育を変えていくためのハンドブックとして、会「呼びかけ人」の最新研究と保育者1万人アンケートのデータを収録したものです。
【目次】
はじめに――いまこそ学識者の対話と協同を
1 配置基準は日々の保育にどう影響するか
①いま求められる保育の質と配置基準 ②「人格の尊重」を出発点に ③かみつきは乳児保育に必然なのか ④子どもの命を守るために
2 大人のゆとり 子どもの幸せ
①子どもの権利実現の要は配置基準改善と働き方改革 ②不適切保育は保育士だけの責任か ③労働の視点からみた保育士配置基準
3 この国の未来をつくる保育
①子どもの権利をブームで終わらせない ②保育を尊重する社会は誰もが生きやすい社会 ③「保育の効果」をすべての子に
おわりに――「声をもった主人公」として子どもを尊重する社会へ
巻末資料 保育者1万人の実態と声――アンケート調査結果概要
内容説明
「子どもたちにもう1人保育士を!」を求める学識者の会とは。2024年4月、3歳児と4・5歳児の保育士配置基準が小幅ながらようやく改善され、翌年からは、1歳児5人に1人以上の配置を行う園に対して条件つきでの加算措置が設けられました。保育関係者による運動の貴重な成果とはいえ、現場の厳しさをみれば、むしろこれからが正念場。本会は、保育士配置基準の抜本的改善を求めていくために、本書執筆者12人が「呼びかけ人」となって2025年6月に発足しました。あるべき保育士配置とはいかなるものか。その他の条件や実践との関係をどうとらえたらよいのか。専門領域の知見を持ち寄り、新たな調査・研究を進め、保育者・市民とともに議論を深めていく活動をはじめています。本書は、2025年に行われた「呼びかけ人」による記者会見と3度のシンポジウムの内容を書籍化したものです。
目次
1 配置基準は日々の保育にどう影響するか(いま求められる保育の質と配置基準―鍵をにぎるノンコンタクトタイム;「人格の尊重」を出発点に―社会課題と向き合う研究者の役割とは;かみつきは乳児保育に必然なのか―子どもの姿からみた保育士配置とグループ規模;子どもの命を守るために―事故防止ガイドラインを裏づける職員配置を)
2 大人のゆとり 子どもの幸せ(子どもの権利実現の要は配置基準改善と働き方改革;「不適切保育」は保育士だけの責任か―加害者も被害者も生まないために;労働の視点からみた保育士配置基準―自己犠牲型保育からの脱却を)
3 この国の未来をつくる保育(子どもの権利をブームで終わらせない―保育行政がいますべきこと;保育を尊重する社会は誰もが生きやすい社会;「保育の効果」をすべての子に―急ぎ保育士の賃金と配置基準の改善を)
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