内容説明
こどもの造形指導にはモダンアートのエッセンスを!オブジェという謎めいた表現について理解することは、アートとはナニかについての理解を深める近道です。アートには、わが子の多様性を見出す法則があります。ヒトは、そもそも多彩な能力「個性」を持って誕生します。パパやママが、その個性を育むコツを感じ取ってください。アートシンキングを打ち立てるにはKoDoMoとモダンアートが有効です。KoDoMoというヒトの原型に起点を求め、前衛アートが指し示すベクトルを活用してみてください。
目次
第1章 こどもの天才性の由来を「太古」に見出す(天才はドロンコが育む;世界はたった3つの色で出来ている;天才の眼は文明と文化の発生を見ている;天才の線には太古の記憶が宿っている)
第2章 こどもの天才性の出現を「今」に求める(9歳の危機と表現の変化;天才のヒラメキがモダンニズムとなる;オブジェこそ、究極のタイコ・ド・モダン;確かに天才と呼べるこどもがいる)
追加資料 制作表現の動機付けGUTAIとは何か?
著者等紹介
井上義教[イノウエヨシノリ]
太陽の子芸術教育研究所主宰。リトルランドアトリエ太陽の子主宰。1949年生まれ。1979年「アトリエ太陽の子」を設け、横浜市を中心にこどものアトリエ活動を開始。1983年「主婦の友アトリエ太陽の子」主宰者に就任。(2019年4月より「リトルランドアトリエ太陽の子」となる)。2013年聖マリアンナ医科大学キッズアートプロジェクトアンバサダー就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。