内容説明
この1冊でテクニカル分析のすべてをマスターできる!目で見てよくわかるチャート400以上掲載。
目次
テクニカル分析の哲学
ダウ理論
チャートの仕組み
トレンドの基本概念
主要な反転パターン
継続パターン
出来高と取組高
長期チャート
移動平均
オシレーターとコントラリーオピニオン〔ほか〕
著者等紹介
マーフィー,ジョン・J.[マーフィー,ジョンJ.] [Murphy,John J.]
テクニカル分析に30年以上従事。元メリルリンチテクニカル分析部門責任者。オンラインの投資家向け分析サービス提供会社マーフィーモリスの創立者兼社長。米CNBCテレビのテクニカルアナリストを7年間務める
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。北陸先端科学技術大学院大学・修士(知識科学)。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、現在は大手運用会社勤務
田村英基[タムラヒデキ]
1979年生まれ。大学卒業後、金融機関で債券運用業務に従事。その後、証券会社で海外証券デリバティブのブローキング業務やバックオフィスシステムの開発に携わる。現在は事業会社で再生可能エネルギーファンド組成に関する業務の責任者を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ショウジ
22
テクニカル分析の名著といわれる本です。名著といわれるだけあってテクニカル分析全般が網羅されています。テクニカル分析を学ぶにあたって最初の一冊にするにはぶ厚い本ですが、トレードをするのなら一度は読んでもいい本と感じました。2018/04/30
Kentaro
14
今日、テクニカル分析と呼ばれるものの多くがこの20世紀の変わり目に、ダウが初めて考案した理論に端を発している。ダウは、ウォールストリートジャーナル紙に連載していた論説で自らのアイデアを公表した。その論説自体を知っているかどうかは別にして、今日のテクニカルアナリストの大半がダウの基本的な考え方を受け入れ、支持している。どんなに洗練されたコンピューターテクノロジーが現れようと、また、より新しく優れたと思われているテクニカル指標が現れようとも、ダウ理論はテクニカル分析研究の金字塔として、今なお君臨し続けている。2019/02/10
コダマ@ようやっとる!
11
マーケットとは?株価とは?といった市況の全体を説明した上でテクニカルな話になるので初心者にとっては教科書のような本だと思う。2023/05/20
ROY
8
座右にあると便利。テクニカル分析のほぼ全てを網羅。但し実践に使えるかというとどうだろうか。主要なもの、特にトレンドに関するものについてはいくつかのパターンを解説しているが、網羅的なわけでもなく、主要でないものについては、その内容を説明するのみで利用法についてはそれほど詳しいわけではない。これ一冊で十分だと思うが?2022/11/30
もず
2
テクニカル分析には3つの前提がある。 1. 市場の動きはすべてを織り込んでいる。 2.価格はトレンドを形成する。 3.歴史は繰り返す。 ◆効率的市場仮説では価格はその本質的価値の周りでランダムに変動するとする仮説だ。それに基づくランダムウォーク理論は、「価格の変化は連続的に独立しており、過去の価格は予測できない」と主張する。全ての市場である程度のランダム性は確かにあるが、すべての価格変動がランダムではないことはトレンドを形成するチャートを見れば一目瞭然だ。 普遍的なチャートパターンを学ぶならこの一冊。2024/05/26