ごっこ遊び―自然・自我・保育実践

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ごっこ遊び―自然・自我・保育実践

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784894642218
  • NDC分類 376.157
  • Cコード C3037

内容説明

子どもたち一人ひとりのかけがえのない自我は、無限の多様性をはらむ現実世界との格闘の中でこそ豊かに育まれる。園庭で、路地で、はらっぱで…身近な自然や仲間とともに縦横無尽に湧き出る「ごっこ遊び」はその格好の舞台。子どもは「ごっこ」で何をおもしろがっているの?他の活動や遊びとの関係は?実践に学び実践に生きる研究にこだわり続けてきた著者が、愉快な事例の数々を紹介しながら、「ごっこ遊び」のひみつを解き明かす。

目次

第1部 ごっこ遊びの本態―現実世界と格闘して想像をふくらませるおもしろさ(多様なごっこを貫く現実的土台;リアルな対象世界への豊かな働きかけ;ごっこの多様性の根拠としての対象世界―自然・半自然・屋外・屋内 ほか)
第2部 ごっこ遊びの無限性・分化と変動・自我の拡張(ごっこのはじまりと解放性;想像世界と対象世界の「融合」の多様さ;ごっこ遊び―日常の場と舞台 ほか)
第3部 保育実践としてのごっこ遊び―他の遊びとの融合と展開・融合と分化(「ごっこ遊びから」と「ごっこ遊びへ」と;海とつながった教室―「どうして?」「どうする?」「やってみたい!」;「飼育活動」と遊び ほか)
結び 遊びは湧き出るように生まれ変容し分化し交差していく

著者等紹介

河崎道夫[カワサキミチオ]
1948年新潟県長岡市生まれ。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程中退。北海道教育大学釧路校、三重大学を経て、高田短期大学教授。発達心理学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

20
ごっこ遊びに焦点をあてつつ、子どもの遊び論を展開したとても内容の濃い本でした。子どものかけがえのない自我がどのように発達し、獲得されていくのかを、無限の多様性をはらむ現実世界との格闘のなかでこそ豊かに育まれていくのだと学べました。従来の発達心理学の発達の段階論にたいして批判的でもあり、特にヴィゴツキー学派にたいして批判的に論じられている部分は、読みごたえがありました。河崎遊び論は、とても実践から学びつつ、とても内容の濃いものだと思いました。2015/12/13

suoyimi

0
タイトルは「ごっこ遊び」ですが、子供がごっこ遊びから、どのように分化していくかを紹介しています。大きくなるにしたがいルールを意識するようになり、単純な「ごっこ」から卒業していくことになります。論文に近い形式になっているせいか、もしくは、自分がこの教育の分野に疎いせいかはわかりませんが、何が目的の本なのかいまいちわかりませんでした。また、テレビゲームやスマートフォン世代の今の子供たちのことは少しだけ触れている程度であり、一昔前の子供のことを題材にしているので、今の子育てに参考になるか不明です。2015/11/07

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