内容説明
地元を出て東京の一流企業に入ったものの1年も経たずに辞めてしまった健太郎は、刺激のある仕事を求めて「何でも屋」に飛び込んだ。個性的なメンバーぞろいの「何でも屋」には、奇妙な依頼ばかりが舞い込んでくる。「午後5時までにゴミ屋敷を片付けてくれたら報酬500万円」。しかも、依頼メールのタイトルは「私を見つけて」。半信半疑で現場に向かった健太郎たちを待っていたものは!?痛快度ナンバーワンの人気シリーズ第1弾。
著者等紹介
山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年生まれ。2001年自費出版で刊行した『リアル鬼ごっこ』がベストセラーとなり、注目を集める。以後、若い読者の圧倒的な支持を受け、話題作を次々に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
63
「オール」の意味は、何でも屋からきているのかな。「・・・駅前便利軒」と比べてしまうとちょっとつらい。好感が持てるのは、長崎さんくらい。「痛快度ナンバーワンの人気シリーズ第1弾」と銘打たれてますが、第2弾があるのだろうか。梓さんの使い方が可哀そうで残念。せめて、ゴミ屋敷のメールの謎は解いて欲しかった。2010/02/11
緑茶
48
初読み作家さん。何年も前に一流企業を辞めているにも関わらず、田舎の母への申し訳なさからそれをまだ告げられていない男、健太郎が主人公。何でも屋のバイトをはじめ、一生懸命依頼をこなし、成長していく様子に心温まりました。何でも屋の同僚?たちもいい人ばかり。仕事をこなしていくなかで得られるスリルや刺激にワクワク。サラッと読み進められて、読後はとても気持ちがよかったです。2020/10/25
射手座の天使あきちゃん
41
初山田悠介さん、帯につられて衝動買いしたら アチャー、若年層向けですよね!? あはは <(^_^; エリートサラリーマンに生きがいを見つけられなかった男が「なんでも屋」で発奮するドタバタ劇ですね。(笑)2010/05/20
アメフトファン
32
読みやすく展開も早くて面白かったです。大企業の歯車よりも小さい仕事でも人の役に立つ便利屋という仕事の方が日々の張りが違うのかななんて思ったりしました。続編も楽しみです。2015/01/26
ちょこちん
26
★★☆☆☆ サクサク読めました。転職は良い事半分、悪い事半分。2016/08/13
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